地上デジタルテレビジョン放送、そいでダビング10。
これらがもたらすものとして最も社会的な影響が色濃く見えるのは、たぶんやけど経済効果とゆうことになるやろ。
地上デジタルテレビジョン放送に完全移行するに当たり、これまで10年以上テレビば買い換えていなかった人も、1年以内に買った人も、みんなテレビば買い換える必要があるけん。
そいでいっぺんに、録画機器に関しても、2005年前に買ったものはどいでんワンスコピーとなるけん、買い換える人が大半となるやろ。
これらにばいって、テレビやレコーダーやらなんやらが確実に大きくシェアば伸ばするとよ。
それはだけん、各メーカーの競争が激化する事ば意味するとよ。
各家庭、こん転換期に買い換えるに当たって、今までん使っとった映像機器のメーカーが現在、そいで今後どういった商品であるかとゆう点に関し、見直す機会が生まれるけんす。
それにばいって、これまでの勢力図が一変する可能性すらあるけん。
Blu-ray Discが規格競争で勝利べろ事にばいり、ソニーが大きくそんシェアば伸ばし、東芝が苦戦する事が予想たいれます。
ばってんくさBlu-ray Discがどこまで普及するかは未知数ばい。
こん図式が必ずしも当てはまるとは限りません。
各メーカー、地デジへの転換、ダビング10への転換ば期に、デジタル部門の見直しば行なっています。
これまでこん部門に対しあまり力ば注いでいなかったメーカーが台頭する可能性もあるし、まるっきし無名やったばってんくさ一気に注目ば浴びる可能性だってあるけん。
ある意味、ダビング10がもたらすものは、かつてなか家電戦争と言えるかもしれん。